飛蚊症について
2019年07月02日
飛蚊(ひぶん)症とは、視界に黒い糸くずや虫のようなものが動いて見える状態です。 蚊が飛んでいるように見えることから「飛蚊症」と呼ばれます。
特徴としては、まばたきや視線を動かしても見えている浮遊物も一緒に移動し、目をこすっても消えないということです。
実際に飛蚊症を経験された方は、ゴマ、虫、泡、糸くず、煙などと表現することが多いです。
症状が出る年齢は様々で、10代から症状を自覚する人もいます。
飛蚊症の原因は生理的なものと、目の病気で起こるものとに分けられます。
生理的なものの場合は心配ないですが、中には緊急を要する病気が目の中で起きている場合もありますので、初めて飛蚊症が起こったり、以前と比べて変わったと気付いたら早めに眼科で検査を受けましょう。
《 目の病気で起こる飛蚊症の症状 》
・黒い点の量や範囲が急に増えた
・暗い場所で突然、稲妻のような光が見える
・急に視力が低下した
・視野の一部分が欠けて見えたり、影が見える
また、片目ずつ隠して見え方の変化がないかなど、ご自分でのセルフチェックも大切です。
少しでも気になる症状がおありの方はお気軽にご相談下さい。