7月に入り、プールの季節が近づいてきました。

結膜炎の指摘を受けたとき、プールに入れるのかどうか気になると思います。

結膜炎には、プールで感染する結膜炎と感染しない結膜炎があります。

 

プールで感染する代表的な結膜炎

咽頭結膜熱(プール熱)

流行性角結膜炎(はやり目)

これらはウイルス性結膜炎と呼ばれており、その中でもアデノウイルスという非常に感染力が強いウイルスが原因で起こる結膜炎です。

 

症状

・結膜の充血

・眼痛

・まぶたの腫れ

・目やに

・流涙が多い

・角膜に点状の濁りが出ることがある

・眩しい 

 

こんなことに注意します

医師の許可があるまで      

・プールに入ってはいけません

・学校、幼稚園、保育園などは休みましょう

家庭では

・目を触った後は、必ず石鹸で手を洗いましょう

・タオル、洗面器などは家族と別にしてください

・目薬は他の人には絶対に使用しないでください

 

もちろん完治するまでは、プールに入るのは控えることになります。また、完治したと自分で判断するのではなく、完治したと思ってももう一度眼科を受診し、感染力がなくなったかどうかの確認をしてもらいましょう。結膜炎を発症したら他の人にうつさないように配慮することが大切です。目に違和感を感じた際は、早めに眼科を受診しましょう。

 

気になることがおありの方は、何でもお気軽にご相談ください。